
肌のお手入れに敏感な女性の7割が毛穴の悩みを抱えています。
ひとくちに「毛穴」と言ってもその形状は様々。黒ズミが目立つ毛穴や凹凸が目立つ毛穴、
ぽつぽつと膨らみをもつ毛穴や、完全に開いてしまっている毛穴など。毛穴のケアはとても手間がかかり面倒と感じる方も多いでしょう。
しかし「毛穴」には大切な役割があります。毛穴にどんな働きがあるかを説明する前にまず「毛」と「毛穴」の関係を紹介します。
毛穴の働き
「毛」というのは、必ず「毛穴」から生えて表面に出てきます。顔の中でも頬や鼻などの毛は柔らかく細いのであまり目立つことはありません。
毛穴には毛が生える場所ということ以外に、皮脂を排出する役割があります。毛穴の奥には「皮脂腺」と呼ばれる部位があり、そこで皮脂が作られ、作られた皮脂は毛穴を通じて肌の表面に出てきます。
皮脂が持つ2つの役割
「毛穴」には3つの種類があります。一つは、髪の毛やひげの生えている「終毛性毛包」。二つ目は、産毛の生える「軟毛性毛包」。三つ目が「脂腺性毛包」という皮脂を作り出す毛穴で、三つ目の「脂腺性毛包」は「皮脂毛穴」と呼ばれ、この皮脂毛穴こそが女性の悩みのもとになっている毛穴です。
この皮脂毛穴は出入り口が大きいため汚れがたまりやすく、また目立ちやすい部位になります。しかし皮脂は悪いことばかりではなく、肌を守るための
立派な役割があります。それは、肌の潤いを保つ役割と肌を弱酸性にするという役割です。毛穴から出てきた皮脂は、皮脂膜という薄い膜で肌を覆って角質から水分を逃がさないようにしています。肌が弱酸性だと空気中の病原菌が繁殖しにくくなることから、皮脂は病原菌から肌を守ってくれていると言えます。このように、皮脂はデメリットだけでなくメリットも備わっている部位なのです。
角栓
毛穴に、その毛穴付近の古い角質や毛穴の中で作られる皮脂が混ざり合ったものが溜まると「角栓」となって毛穴をふさいでしまう状態になります。
角栓は硬いので自然には排出されにくく、さらに出口である毛穴が古い角質によって蓋をされた状態になってしまっているので、毛穴の中にどんどん汚れが詰まることになります。そのまま徐々に大きくなっていく角栓によって毛穴が少しずつに押し広げられて、見た目が目立った黒いポツポツした毛穴になってしまうようになります。本来、毛穴の中で作られる皮脂は本来液状で、毛穴を通って肌の表面に出て行くものですが、ほかの汚れと混ざってしまうと硬くなってしまい、毛穴に詰まりやすい状態になります。ほかにも角栓の中に混ざっている汚れとしては、汗やほこり、化粧品があります。
汗をかくと、肌を伝って汚れが毛穴の中に落ちて溜まり、ほかの汚れや皮脂と合わさって角栓の元となります。
代謝のサイクル
毛穴の周りには古い角質が溜まってしまう原因はなんなのか。
それは代謝のメカニズムが大きく関係しています。まず肌というのは、角質層の下にある基底層で常に新しい細胞が作られます。その作られた細胞がだんだんと上に押し上げられ、約28日の期間をかけて肌の表面に到着します。そしてアカやフケになって剥がれ落ちていきます。
しかし、このターンオーバーのサイクルがうまくいかないと、肌の表面に古くなった角質が溜まってしまい、毛穴の中で次々に作られる
皮脂と合わさることで角栓となってしまうのです。角栓は毛穴の蓋のような状態になっているため、そのままにしておくと皮脂が排出されないまま毛穴に溜まり、結果としてニキビになってしまったり、角栓を好物とする細菌が繁殖させることになり、最悪の場合化膿してしまいます。
ニキビにならなかったとしても、溜まってしまった皮脂に汚れなどがくっついてしまうと、黒ずんで目立つようになったり、毛穴が広がってしまうので、ケアするのに手間がかかるようになります。
角栓のケアは根気良く
角栓を手で潰したりひっかいたりすると細菌などが入って化膿することも考えられるので、正しい方法で取り除く必要があります。
角栓のケアには時間がかかることもありますが、焦らずに根気よくケアすることが大切です。肌というのは本来、肌そのものが自然と最良の状態になろうとする働きを持っているため、無理にこすったりひっかいてしてしまうと、肌の表面に準備不足の角質が表れることになります。そのため一時的に毛穴の汚れがきれいになったように見えますが、実際には肌にとって大変な負担となっています。毛穴の黒ずみや角栓が気になっても、肌に負担をかけないためにも普通どおりの洗顔を行い、自然に角栓が取れるのを待ちましょう。また、汚れた手などからも毛穴に汚れは溜まり、角栓の元となるので注意が必要です。また、ターンオーバーを正常に行えるようにするには、日頃から食生活に気をつけることも大切です。食事に注意したら次は適度な運動も心掛けましょう。健康な体を保持することで新陳代謝が促進し、肌も健康に保てるということも覚えておいて損はありません。
Copyright(C)2008 Skin-Improve. All Rights Reserved.